義仲館

長野県木曽町日義地区にある「木曽義仲」の顕彰施設です。リニューアルオープンは2021年7月4日! 義仲館の展示作品の背景にある「歴史」「伝承」「文学」をやさしい文章で紹介します。 収録伝承600以上。地図と共に掲載しています。

義仲戦記53「残照」

「関東勢は既に宇治,勢多二方面より京中へ侵攻。 この上は京への帰還の好機は失われた事となり、逸早く京への御幸は取り止め、平氏一門は福原へ戻られよ、との主君義仲…

1か月前

義仲戦記52「約束の場所」

五騎の一角が崩れた。 先頭を駆けていた家包の馬に矢が命中し、乗っていた家包もろとも馬が横様に倒れたのである。 「私に構わず行って下さい!」 家包はよろけながらも…

1か月前

義仲戦記51「運命の日 急」

状況は最悪であった。 出陣した義仲勢第七軍二〇〇騎は六条をそのまま東に進み、六条河原に出たところで全軍を一旦停止させて周囲を見渡すと、既に七条、八条の…

1か月前

義仲戦記50「運命の日 破」

“一月十八日。 行家討伐軍。 河内長野石川城を陥落させ石川判官代蔵人家光を討ち取る。 が、新宮行家の逃亡を宥し、現在、紀伊國名草へ向け追撃中。軍勢一〇〇〇騎は無事…

1か月前

義仲戦記49「運命の日・序」

対岸に立ち昇る煙りは徐々にその勢いを増し、次々に隣り合う家々にその炎による災いが燃え拡がって行く。 義仲勢宇治方面軍搦手総大将根井小弥太行忠は茫然と見…

1か月前

義仲戦記48「迫りくる厄災②」

「敵の城門が開かれました!おそらく撃って出て来るものと思われます!」 「籠城する利を自ら捨てるとは・・・何を考えているのか、奴らは・・・」 家人の報告に呆れた様…

1か月前