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巴足直し様(足無し様)

巴が駒王丸のところへ来たとき足を怪我した。

「早く治りますように」と近くの祠に祈ったところ、すぐに治った。そのため従者がわらじを供えたという。

その祠は駒王丸の命を狙って信濃に来た菅長須根彦を奉っている。管が足を痛め動けなくなっていたところ、村人に親切にされたため「足に苦しむ人の助けになりたい」と言い残して亡くなり奉られたという。

足を切られたとも、凍傷になったともいわれている。管は悪源太義平の家人とも平家の家人ともいわれている。

(朝日村大字古見周辺)