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笠間神社

義仲が加賀で合戦したとき、平軍を追ってやってきた。しかし手取川が洪水しており、渡ることができなかった。そのため笠間神社に減水と戦勝を祈願したところ、俄に減水して渡ることができたという。義仲は兜と喜悦書を奉ったという。そのとき義仲は附近の住民が持ってきた煎粉によって空腹を満たしたという。そのとき義仲が弓で地面を掘ったところ水が湧いたため「義仲弓堀の井」と称えたという。その後長い間11月16日をきし煎粉祭、別に義仲祭とも称して、神前に煎粉を供え、氏子も共に食べる祭がおこなわれていた。義仲弓掛の桜と呼ばれる桜(枯死したので二代目)がある。

石川県白山市笠間町1-1
(JR加賀笠間駅0・5㎞6分)