慈光寺

頼朝に崇敬された寺。坂東における天台宗の大寺院で中世に栄えた。日本三大装飾経の一つで国宝にも指定されている「紙本法華経一品経」が現存する。後鳥羽上皇や九条家ゆかりの都の有力者が名を連ねている。観音堂の秘仏と伝えられる十一面観音は重忠の念持仏であり、重忠の等身大(180㎝)に造られたと伝えられる。

埼玉県比企郡ときがわ町大字西平386
(JR明覚駅7・2㎞車15分)