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妹尾合戦


〇寿永2(1183)年10月12日
〇岡山県岡山市

〇兼平が三千騎で妹尾兼康を討つ



北陸合戦の時とらえた平家の武士・妹尾兼康はすっかり義仲軍に溶け込んでいた。

妹尾は岡山県の出身で義仲の中国地方遠征の道案内をしていた。「地元に先に戻り馬草の準備を準備をしたい」と申し出たので、義仲は加賀武士・倉光に命じ、妹尾の本拠地に共に行かせた。

妹尾の城で酒宴が開かれ、倉光とその部下は酔いつぶされて、意識のないまま妹尾に殺された。

妹尾は仲間になったふりをして本拠地に戻り源氏に戦いを挑むチャンス狙っていたのだった。

妹尾のもとに2000余人が集まった。

倉光が討たれたと聞き、今井が楯・根井など3000騎で妹尾が立てこもる城に押し寄せた。

城は深い泥田に守られていたが、今井らは鬼気迫る勢いで攻め立て、妹尾は逃亡した。倉光の兄は弟の恨みを晴らそうと妹尾を追い詰めるが返り討ちにされてしまう。

妹尾は何とか逃亡するが、息子が逃げ遅れたのをみて、息子を迎えに行きともに自害する

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