水津の戦
〇日時 養和元年(1181)9月
〇場所 福井県敦賀市 金ヶ崎城
〇兵力 根井大弥太と北陸武士団 vs 平通盛
1181年7月、越中・加賀の武士は義仲に従い、下旬には能登・加賀などで反乱がおこり目代が追放された。
8月若狭へ平経正、越前に平通盛が、それぞれ追討使として出陣。9月10日、通盛率いる平家軍は越前国府(武生市)に入ったが、加賀住人の集団も越前国内へ進出して交戦した。その後、越前国の武士・稲津、平泉寺斉明が裏切り、平家が敗北する。
■参考文献
「玉葉」
9月10日条
「通盛朝臣之軍兵、為加賀国人等、被追降事一定云々、仍引籠津留賀城」
9月12日条
「伝聞、通盛逃津留賀城、交山林了云々、但実説難知」
「吾妻鏡」
9月4日条
「根井太郎(行親)が越前国水津に至り、平通盛朝臣の随兵とすでに合戦をはじめたという」