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伝承の館(小諸・東御編)

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海野

海野

海野幸親、海野弥平四郎幸広(行弘・行平)、海野小太郎幸氏

東御市本海野(小県郡海野荘)

海野幸親、海野弥平四郎幸広(行弘・行平)、海野小太郎幸氏と三代に渡って義仲と関係が深く、特に海野幸氏は義仲死後、残党の後見となり保護に当たった上、御家人の長老として北条家の尊敬を集めた。

「海野」は正倉院御物に「信濃国小県郡海野郷」と墨書される麻織物の紐が残り、天平年間(729〜49)にさかのぼれる深い歴

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祢津

祢津

祢津次郎貞行・三郎信貞

東御市祢津(小県郡海野荘祢津、新治牧)

滋野三家の一つで新治牧から発生した豪族。祢津次郎貞行・三郎信貞が横田河原合戦に参加。
義仲と関係が深く、海野幸氏と共に義仲の子義高の供として鎌倉に赴き、後に御家人として活躍した。

穂なし葭

義仲が月光にきらめく葭の穂を刀と勘違いし、軍勢と見間違えたので、怒って穂を刀で切った。その後、葭からは穂が生えなくなったという。

長野県東御市滋野
(しなの鉄道滋野駅25㎞249分)

義仲の駒返し

1181年に義仲が信濃を平定した時、雪の峠越えを図ったが峻嶮な山道と折からの猛吹雪に阻まれ、兵を進めることができず馬(駒)を返したという場所。

長野県東御市新張
(しなの鉄道滋野駅15㎞210分)

矢立城

矢立城

海野氏が有する牧の中に立つ山城。

長野県東御市和
(しなの鉄道田中駅5・9㎞130分)

滋野神社

滋野神社

海野氏の代々の産土神で、八幡大神を祭っている神社。義仲が植えたという紅白の木瓜がある。

長野県東御市海善寺1045
(しなの鉄道田中駅2・5㎞30分)

願行寺跡

運慶作の阿弥陀如来を本尊とする寺。海野小太郎が建立したという。広い寺領があったが、戦国時代に兵火にあい、現在堂宇が残るのみである。

(しなの鉄道大屋駅1・2㎞14分)

海野氏本城にまつわる地名

「大手跡」「古築館」「馬場の畠」「館」などがJRの線路を挟んだ広域にわたって残っている。

長野県東御市本海野
(しなの鉄道大屋駅1・7㎞20分)

海野氏城跡

古城・小太郎屋敷と呼ばれる地籍で海野氏代々の城跡と伝えられる。

長野県東御市本海野
(しなの鉄道田中駅1・4㎞17分)

白鳥神社

白鳥神社

海野氏・真田氏の氏神。白鳥河原での挙兵の際義仲が参拝したという。境内には海野幸氏の時代に植えられた神木ケヤキが茂る。

(しなの鉄道大屋駅2㎞20分)

白鳥河原

白鳥河原

義仲軍三千騎が勢揃いした挙兵の地。周辺の海野宿一帯は海野氏の本拠地。

長野県東御市本海野
(しなの鉄道大屋駅2㎞20分)

菱野牧

左馬寮領の牧。平安末期頃にでき、小室氏ゆかりと推定されている。

長野県小諸市大字菱平
(JR・しなの鉄道小諸駅5・2㎞62分)

大室神社

大室神社

貴船神社が合祀されている神社。

(JR・しなの鉄道小諸駅2・3㎞27分)

貴船神社跡

貴船神社跡

義高が元服したという伝承がある神社跡。

(JR・しなの鉄道小諸駅2・6㎞31分)