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伝承の館(白山・野々市編)

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#源平合戦

富樫

富樫

富樫次郎家経・入道仏誓・新三郎家員
石川県金沢市高尾1丁目
北陸(加賀)武士 斎藤氏

家経と仏誓が同一人物ではないかという説もある。
越前斎藤一族で、林氏に次いで常に記されているのが富樫氏になっている。富樫郷の範囲は野々市市の北東から、金沢市高尾町辺りまでとされている。高尾山に城山・古城などがあり、燧合戦の敗戦の後、北陸武士が平家に攻められ転戦していたが、林と富樫がたてこもり落とされたという城は

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林

林六郎光明

北陸(加賀)武士

石川県野々市市新庄(北陸鉄道乙丸駅1・3㎞17分)

「兵範記」前掲条・同月七日条などによると、林光家はかつて比叡山に訴えられて捕らわれ、同年八月九日鳥羽殿(現京都市伏見区)金剛心院建立供養で赦免されたものの、叡山衆徒の重ねての訴えにより翌九月に再び拘禁された。
「平家物語」の諸本には木曾義仲方に呼応して平家方と戦った林六郎光明がみえる。

林氏の本拠地林郷は白山

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倉光

倉光

倉光次郎成澄・成氏
石川県白山市倉光

北陸(加賀)武士。義仲にしたがって上洛した。
倉光成澄は白山市の日吉神社・貴船社・菅原社を尊崇していた。三社は明治時代に合祀されて日吉神社にある。

倉光兄弟には平家物語「瀬尾最期」に逸話がある。

 倉光成澄は倶利伽羅合戦のとき、平家の武将・妹尾義康を捕らえた。妹尾は優れた武将だったため義仲は殺さずに軍に加え、成澄の弟・成氏に預けた。妹尾は義仲に従ったふり

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